地方競馬からのお知らせ
2017/12/15
【教養センター便り】97期 追い込み操作
僕たち97期は11月30日に追い込み操作の訓練をしました。
追い込み操作とは、手綱を詰めて、拳を馬の頭頸の動きに合わせてたて髪に沿って動かし、重心は低くして前方にかけ、必要に応じて鞭を使用した威力のある推進扶助を使います。
さて、97期の皆からコメントをもらったので紹介します。
1番 小野 楓馬 サンセットスカイ号
今回は、馬なりでの課題を達成していくことや、全力で馬を追うということを意識しました。出来たこと、出来なかったことがあり、やろうとしてもそれが出来る技術がなかったり、新たな課題を見つけたりと様々な収穫がありました。これからは一つ一つ課題をクリアしていき、自分のイメージを体現できる技術を身に付けていきたいです。
2番 大木 天翔 サクシード号
今回、初めての追い込み操作をしました。前回の馬なりで出来たこと、出来なかった事をできるように意識して乗りました。事前にイメージトレーニングをすることで実際に出来た所もあったので、日ごろから一つ一つの訓練でもイメージトレーニングをして騎乗したいと思います。
3番 福原 杏 ナイトフッド号
今回の追い込みでは、馬なりのときの反省を生かすようにしました。今回は上手くいった部分があって良かったと思います。しかし、下半身が弱いことや手綱の詰めかえがうまくいかなかったり、新たな課題が出てきたりしたので次は出来るように練習したいと思います。
4番 東川 慎 スマートジョーカー号
今回の追い込みでは前回の馬なりよりも直さなければいけない所がいっぱいあったので木馬や訓練の一鞍一鞍を大切にしていきたいと思います。
5番 塚本 涼人 ヴェリタスフェスタ号
今回は全力で馬を走らせて、馬なりで悪かったところを直して1番大事な拳の伸展を意識したのですが、駈歩の発進や手綱の詰めかえなど、先生に指示されたことができませんでした。これからは、1つ1つの訓練を無駄にしないように準備をして後で後悔が残らないようにします。
6番 兼子 千央 ミドリニフキテ号
今回の追い込みでは、姿勢や、手綱の詰めかえなど色々なことを意識して騎乗しました。向正面では馬を我慢させてコーナーでも外に膨れることなく、直線では拳を伸展させて手綱も詰めかえることができました。
7番 多田羅 誠也 カイウンオウジ号
今回の追い込みでは、前回の馬なりで出た課題を出来るようにすることと、しっかりと最後に拳を使って追うということを意識しました。しっかりと練習の成果が出た所があったので良かったと思います。一方で、最も重要である馬を走らせるという部分に不十分な所がありました。まだまだ頑張らないといけないと思います。
8番 木本 直 ジンギレイチシン号
今回の追い込み操作では、前回できなかったことを1つでもできるようにイメージして乗ることができました。直線では、目一杯追うことができましたが、手綱の詰めかえや、鞭の使用など、出来ないことが多々ありました。今回で出来なかったことを、1つでもできるようにしていきたいです。
9番 新宅 将充 テイクザクラウン号
今回の追い込み操作では、最後の直線でしっかり走られるよう流れをつくることを意識しました。姿勢やダイナミックさや筋力など、足りてない所だらけなので、日々の訓練、トレーニングを大切にしようと思います。
10番 濱 尚美 リバーオリエンタル号
今回の追い込み操作では、馬を全力で走らせることができませんでした。自分に余裕がなく、ステッキを使うこともできず終わってしまいました。これから木馬にもっと乗り、余裕を持って乗れるように、また正しい姿勢で乗れるようになり、全力で走らせられるようになりたいです。今回の訓練で見つけた自分の反省点を、これからの訓練で改善させていきたいです。
今回の追い込み操作では、前回の馬なりで出来なかったことができるように皆意識しました。また今回の結果を踏まえて次に繋げていきたいです。今回の担当は大木でした。