地方競馬情報サイト

2018/01/29

【教養センター便り】競馬学校見学・懇親競技会

 地方競馬教養センター97期生です。栃木県は寒いですが、毎日訓練頑張っています。そんな中、僕たちは1月18,19日に競馬学校見学に行ってきました。
 到着した後、部屋に荷物を置いて、見学に行きました。まずは公正寮の玄関からです。センターの舎監室と同じように寮監室があります。

 お菓子ロッカーはセンターと同じですね。小窓から覗くロッカーの中身が気になる(笑)

 体育館では競馬学校騎手課程36期生が授業でフィジカルトレーニングをやっていました。すごくハードで大変そうでした。
 この後、厩舎に行ったあと審判棟を見学しました。

 センターの審判棟よりも広く、すごく設備が充実していました。大きいカメラが何台もあり、いろんな方向から訓練を見ることができます。

 見学した後、次の日の試合に向けて障害経路を下見しました。この経路を歩き終わった後、見学も終わり、その後は36期生と一緒に過ごしました。これで一日目は終了し、二日目突入です。
 2日目は、36期生と一緒に馬房作業を行い、朝食を摂り、訓練の見学をさせてもらいました。僕らも負けていられないなぁと思いました。
 そして、いよいよ試合が始まりました。同一馬に乗った2名の障害減点で勝敗が付き、総勝ち星の多いほうが優勝となります。まずは36期生が先に経路を回りました。減点4が3頭、他は満点走行でした。次に97期生の出番です。

 

大木天翔 ボノ号

 今回の試合では、あまり緊張しなかったので、落ち着いて経路を回る事が出来ました。まだ直すところはいっぱいあるので今後の訓練でカバーできるようにしたいです。

 

東川慎 ヤマヒサケータ号

 今回は落ち着いて経路を回れました。安定したペースを作る事ができ、減点0で帰ってくる事が出来ました。しかし、馬に助けられた場面もいっぱいあったので改善していきたいです。

 

木本直 ヌラディー号

 今回の試合では、いつもと違う馬ということで少し緊張してしまいましたが、ミスなく帰ってくることができたのはよかったと思います。結果、負けてしまいましたが、今回できなかったことがたくさん見つかったので、日々鍛錬していきます。

 

福原杏 ダスティン号

 今回は初めて乗った馬で対決して、自分の技術が全然足りていないことを改めて感じました。馬に助けてもらうだけでなく、自分の力で何とか出来るように日々の訓練を頑張りたいと思います。

 

小野楓馬 エンドレス号

 初めて乗る馬に対応する事が出来ず、自分の力を出し切れませんでした。次回は乗り慣れた馬で戦うので、力を出し切りリベンジしたいと思います。

 

新宅将充 ヘイディー号

 今回の試合では、落ち着いて騎乗でき、良い走行ができました。安定したペースで安定した飛越ができ、与えられた課題をこなす事が出来ました。自信を持って今回の騎乗を次の試合につなげられるようにします。

 

塚本涼人 アメイズリー号

 リラックスして臨むようにしました。相手が減点していたので勝とうと思い少し硬くなってしまいました。自分の役割を果たせず負けてしまいました。次の試合では完勝できるように頑張ります。

 

濱尚美 ダーン号

 自分が今まで練習してきた訓練の成果を発揮する事が出来たと思います。期としては負けてしまいましたが、得られたものは大きいと思います。次の対抗戦では完全勝利を目指して頑張っていきます。

 

兼子千央 エセバリア号

 今回の試合では、競馬学校の馬に乗って勝負しました。初めての馬でしたが、経路ではミスなく走行できたのですが、内容がよくなかったので、次のセンターでの試合では絶対に勝って障害飛越の内容を良くしていけるように頑張ります。

 

多田羅誠也 バロンルータ号

 今回は減点0で完走すれば引き分けに持ち込めるという重要な場面で自分の番が回ってきました。冷静に自分の役割を考えて臨みましたが、うまくいきませんでした。プレッシャーに負けてしまったと思います。
 結果は2敗8引き分けで負けてしまいました。来月、センターで行われる懇親競技会ではリベンジしたいと思います。

 競馬学校の皆様、2日間ありがとうございました。

 

教養センター便り 一覧はこちら