地方競馬情報サイト

2018/07/13

【教養センター便り】98期 第一回追い込み操作

私たち98期は、7月5日に初めての追い込み操作を行いました。
追い込み操作とは、最後の直線で手綱を詰めて馬の*1)頭頸(とうけい)の動きに拳を合わせて動かし、馬を全力で走らせ追い込む訓練です。
*1)頭頸…馬の頭(顔面)から頸(くび)のこと。

それでは、全員のコメントを紹介していきます。
 

金山昇馬(かなやましょうま)&フリートイーグル

今回の追い込み操作では、コーナーで遠心力により外に膨らんでしまい、そのまま最後の直線も外斜行し真っ直ぐ走らせることができませんでした。もっと内柵に沿って走らせて、追い込むようにしていきます。
 

大山義文(おおやまよしふみ)&カイウンオウジ

初めての追い込み操作で、「追う」ことに頭がいっぱいで、鞭(むち)を使う時にしっかりと馬体に当てられなかったり、*2)ハンドライドが合わなくて、何もできずに終わってしまいました。次は上手く追えるように、訓練で技術を身に着けていきたいです。
*2)ハンドライド…拳の伸展で追い込むこと。
 

中島良美(なかしまよしみ)&リバーオリエンタル

初めての追い込み操作で控えめに乗ってしまい、ハンドライドが出来ませんでした。次回は、しっかりハンドライドで推進していきます。
 

関本玲花(せきもとれいか)&アーユーカトレア

馬なりの時よりは外に膨らみませんでしたが、4コーナーの出口とゴール板の手前で少し膨らんでしまいました。鞭は*3)見せ鞭をしてリズムを作ってから打つことが出来ました。次の追い込み操作では、膨らまずに内柵に沿って走れるようにします。
*3)見せ鞭…鞭を馬体に当てずに、馬の視界に入る様に見せて、反応させること。
 

浅野皓大(あさのこうだい)&ジンギレイチシン

今回初めての追い込み操作でした。指示された内柵走行はきれいに回ることが出来ましたが、馬の頭頸に合わせたハンドライドのリズムが合いませんでした。次回の追い込み操作は、それを課題として挑んでいきたいです。
 
 
私たち98期にとっては初めての追い込み操作でしたが、それぞれに課題があったと思います。
そうした課題を、これからの訓練で改善できるようにしていきます。
 
今回の担当は、98期 大山義文でした。

教養センター便り 一覧はこちら