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2018/09/03

【教養センター便り】99期 第二回技能審査(馬場)

僕たちは、8月16日に3回目の技能審査を行いました。
(馬場の技能審査は、最後となります。)
 

1番 北島希望(きたじまのぞみ) エルキュール・ポワロ号

自分の*1)扶助(ふじょ)操作が雑になってしまって、馬の能力を十分に発揮させることが出来ませんでした。これからは、もっと馬との*2)コンタクトを大切に乗っていきたいです。
*1)扶助操作…騎手が手綱(たづな)・脚(きゃく)・騎座を使って自分の命令を伝える方法で、人と馬との約束事。手綱・脚・騎座の3つの主扶助音声と(舌鼓(ぜっこ)・かけ声)・拍車・鞭(むち)などの副扶助がある。
*2)コンタクト…馬との折り合いのこと。
 

2番 篠谷葵(しのやあおい) レッドシーカー号

今回の技能審査では、緊張で余裕を持った騎乗ができませんでした。練習でできていた事が発揮出来ず、ミスが目立ちました。今後はミスの無い騎乗を目指します。
 

3番 ロング素布衣(そふぃ) ハナビバーチェ号

練習でできたことを発揮できるように挑みました。ですが、思うような騎乗が出来ずとても悔しかったです。今回の反省点を改善出来る様に、これからの訓練に臨みたいと思います。
 

4番 田中洸多(たなかこうた) ニホンカイイサリビ号

今回の技能審査では、自分の扶助が馬に伝わらず、馬と呼吸を合わせる事が出来ませんでした。今後は技術向上と共に、馬に分かりやすく楽に動いてもらえるような騎乗を習得したいです。
 

5番 池谷匠翔(いけたにたくと) サラチャン号

今回は第1回技能審査で注意されたことに気を付けて騎乗するようにしました。練習で出来ていた*3)斜め手前変換が出来ずに、不完全燃焼となってしまいました。次の技能審査では完璧に乗れるように頑張ります。
*3)斜めのラインで手前を変える運動項目。
 

6番 若杉朝飛(わかすぎあさと) ガナドールシチー号

今回の技能審査では、前回の第1回技能審査よりも成績が上がったので良かったです。けれど、まだまだ改善すべき所があるので、これからの訓練で修正していきたいです。
 

7番 魚住謙心(うおずみけんしん) アタカ号

今回の技能審査では、今までの経路走行の中で1番上手くできたので良かったです。しかし、結果としてはあまり良くなかったので、これで満足せずもっともっと上のレベルを目指せるように、これからの騎乗も頑張りたいです。
 

8番 深澤杏花(ふかざわきょうか) リワードヘヴン号

今回は訓練通り乗れず、普段できる事もできなくて、自分の力を出し切れずに終わってしまいました。たくさん課題が残ってしまったので、その課題を1つずつ直せるように頑張ります。
 

9番 細川智史(ほそかわさとし) ローズクイーン号

今回は、自分の思う経路を回る事ができませんでした。しかし、課題が見つかったので、次の障害での技能審査に活かせるように頑張ります。
 

10番 古岡勇樹(ふるおかゆうき) カツラプリンス号

今回の技能審査では、1つ1つの着眼点を意識して騎乗しました。メリハリのある騎乗をする事が出来たので良かったです。ですが、ミスをしてしまった箇所もあるので、次の技能審査では完璧に走行できるように、これからの訓練も頑張りたいです。
 

11番 飛田愛斗(ひだまなと) トオノユウー号

練習の成果を発揮することが出来ました。次のステップに行っても、自分の力が出せるように、これからの訓練も1鞍1鞍大切に乗りたいです。
 

今回の技能審査でも1人1人が色々な課題を見つける事ができました。次の技能審査(障害)が最後の技能審査となるので、99期騎手候補生全員が最高のパフォーマンスを発揮できるように、これからの訓練に励んでいきます。

ご覧いただきありがとうございました。
 

担当は99期 篠谷と古岡でした。

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