地方競馬からのお知らせ
2018/12/10
【教養センター便り】99期 追い込み操作
11月30日の寒さ増す秋空の中、僕たち99期は、最後の直線で馬を追い込んで全力で走らせる「追い込み操作」を行いました。
前回行った馬なり操作の課題に加え、それぞれが目標を持ち挑みました。
第1走者 北島 希望(きたじま のぞみ)&ヴェリタスフェスタ号
今回は、馬なりでの反省点を修正することが出来ました。馬との息を合わせて目標の1ハロン(200m)12秒を出せました。とても良い感覚を掴め(つかめ)ました。でも、まだ下半身が弱いのと、*1)手綱の詰め替えでもたついてしまいました。これからも下半身強化に努めたいと思います。
*1)手綱の詰め替え… 直線で追い込む前に手綱を短く持ち直すこと。
第2走者 魚住 謙心(うおずみ けんしん)&カイウンダンディー号
今回は前回やった馬なりとは違い、最後の直線をしっかり追い込んでくるということをしました。今回はまだまだ姿勢が高く、上手く追い込む事が出来ませんでした。これからの訓練でもっと姿勢を良くしていき、次はしっかりと追えるようにしたいと思います。
第3走者 篠谷 葵(しのや あおい)&ローズクイーン号
今回は前回の馬なりとは違い、直線で追うという操作を入れた走行でした。前回より姿勢は深く沈めていますが、まだまだ足りないので、深く沈んで迫力のある追い方を出来るようにしたいです。
第4走者 池谷 匠翔(いけたに たくと)&カイウンオウジ号
今回は馬なりとは違い、最後の直線で馬をしっかり追うようにしました。まだまだ姿勢が高くなってしまっていて、手綱の詰め替えも上手く出来なかったので、しっかり練習するようにします。
第5走者 若杉 朝飛(わかすぎ あさと)&リバーオリエンタル号
今回の追い込み操作では、馬を全力で走らせないといけませんでしたが、馬の能力を発揮させることが出来ずに、タイムが遅くなってしまいました。次は全能力を発揮させることが出来るように、訓練に励みたいです。
第6走者 細川 智史(ほそかわ さとし)&テイクザクラウン号
最初の1ハロンのペースが遅く、リズムをつくることが出来ませんでした。準備運動から馬を動かし、馬をやる気にさせる事を意識していきます。一日一日の馬の状態に気付き、柔軟に騎乗ができるよう、これからも訓練に励んでいきます。
第7走者 深澤 杏花(ふかざわ きょうか)&スマートジョーカー号
今回の追い込みでは、内ラチを走らせて思いっきり追おうと思っていましたが、ラチ沿いを走らせることが出来ませんでした。直線で追っているつもりでも、馬と逆の動きをして邪魔してしました。もっと追う練習をして、次はキレイに追い込みが出来るようにしたいです。
第8走者 古岡 勇樹(ふるおか ゆうき)&ミドリニフキテ号
今回は追い込み操作でした。馬の動きに合わせて拳を動かすことが上手く出来ず、姿勢が高くなってしまい、安定したバランスで騎乗することが出来ませんでした。しっかり乗れるように頑張っていきたいです。
第9走者 田中 洸多(たなか こうた)&ジンギレイチシン号
前回の馬なりを踏まえ、馬の動きに合わせてコントロールすることを自分の中での課題として臨みました。ペースが遅く、馬の能力を引き出す感覚を掴む(つかむ)ことが出来ませんでした。今後は、訓練の中で繊細(せんさい)に馬の能力を感じられるように心掛けていきたいと思います。
第10走者 飛田 愛斗(ひだ まなと)&テイエムアレグレス号
今回の追い込み操作では、最後まで追い込む事は出来ましたが、課題が多く残りました。これからはもっともっと訓練を積み重ね、色んな馬を乗りこなせられるように頑張っていきます。
今回の追い込みで、それぞれ出来たことや分かったこと、また思い切って出来なかったことや失敗したこともありました。
今回の経験をしっかりと心に留め、今後の訓練も99期みんなで切磋琢磨(せっさたくま)していきます。
担当は99期 田中と池谷でした。