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2019/01/16

『NARグランプリ2018』表彰馬・表彰者決定

2018年に活躍した人馬を表彰する“NARグランプリ2018”の表彰馬、表彰者が決定した。

〔NARグランプリ2018表彰馬・表彰者の一覧はこちら

 

表 彰 馬

 “年度代表馬”には、東京盃(JpnⅡ)を制し、JBCスプリント (JpnⅠ)で3着するなど、年間を通して高いレベルで活躍してきたキタサンミカヅキ(牡8歳、船橋・佐藤賢二厩舎)が選出された。なお、同馬は“4歳以上最優秀牡馬” “最優秀短距離馬”も併せて受賞している。

 “2歳最優秀牡馬”は、北海道2歳優駿(JpnⅢ)で高いパフォーマンスを発揮し、ブリーダーズゴールドジュニアカップも制しているイグナシオドーロ(北海道・角川秀樹厩舎)が受賞。

 “2歳最優秀牝馬”はエーデルワイス賞(JpnⅢ)、東京2歳優駿牝馬を制し、グランダム・ジャパン2歳シーズンで優勝したアークヴィグラス(大井・嶋田幸晴厩舎)が受賞。

 “3歳最優秀牡馬”はジャパンダートダービー(JpnⅠ)で地方所属馬最先着の4着、マイルグランプリでは古馬を撃破し優勝したクリスタルシルバー(大井・村上頼章厩舎)が受賞。

 “3歳最優秀牝馬”は関東オークス(JpnⅡ)で地方所属馬最先着の2着となりグランダム・ジャパン3歳シーズンで優勝したゴールドパテック(川崎・岩本洋厩舎)が受賞。

 “4歳以上最優秀牝馬”は他場に積極的に遠征し、異なる競馬場で重賞3勝を挙げ、グランダム・ジャパン古馬シーズンで悲願の優勝を果たしたディアマルコ(牝5歳、高知・那俄性哲也厩舎)が受賞。

 “ばんえい最優秀馬”は、ばんえい最高峰のばんえい記念を制し、チャンピオンカップ、旭川記念、ばんえいグランプリ、ドリームエイジカップも制しているオレノココロ(牡8歳、槻舘重人厩舎)が受賞。

 “最優秀ターフ馬”は、ジャパンカップ(GⅠ)を好タイムで走破し、地方全国交流のOROカップを制したハッピーグリン(牡3歳、北海道・田中淳司厩舎)が受賞。

 “ダートグレード競走特別賞馬”は、ジャパンダートダービー(JpnⅠ)、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnⅠ)とJpnⅠで2勝をあげたJRAのルヴァンスレーヴ(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)が受賞。

 “特別表彰馬”は、ダートグレード6連勝やJBCスプリントを優勝するなどダート短距離路線で圧倒的な成績を残し、種牡馬となったあともラブミーチャンやヒガシウィルウィンといったNARグランプリ年度代表馬をはじめとする数多くの活躍馬を輩出し、地方競馬リーディングサイアーに何度も輝くなど地方競馬の発展に多大な貢献をしたサウスヴィグラスが受賞。

※馬の年齢は、すべて2018年時点
※受賞馬の所属について、2018年中に移籍があった場合は、
受賞の決め手となった競走出走時の所属にて表彰します。

表 彰 者

 “最優秀勝利回数調教師賞”は、197勝を挙げた打越勇児調教師(高知)が初受賞、“最優秀賞金収得調教師賞”は3億5千万円を超える賞金を収得した佐藤賢二調教師(船橋)が初受賞、“最優秀勝率調教師賞”は31.2%の勝率を残した川西毅調教師(愛知)が3年連続6回目の受賞となった。

 “最優秀勝利回数騎手賞”は、296勝をあげた吉村智洋騎手(兵庫)が初受賞、“最優秀賞金収得騎手賞”は11億円を超える賞金を収得した森泰斗騎手(船橋)が4年連続4回目の受賞、“最優秀勝率騎手賞”は、31.1%の勝率をマークした山口勲騎手(佐賀)が、6年連続6回目の受賞となった。

 “優秀新人騎手賞”は、デビュー2年目にして、64勝をあげた渡邊竜也騎手(笠松)が受賞。

 “優秀女性騎手賞”は、53勝を挙げ、女性騎手の中で唯一重賞勝ちをした宮下瞳騎手(愛知)が2年連続10回目の受賞。

 “ベストフェアプレイ賞”は、213勝をあげ年間を通じて進路関係の処分を受けなかった赤岡修次騎手(高知)が6年ぶり3回目の受賞。

 “特別賞”は地方競馬通算最多勝となる7,152勝をあげた的場文男騎手(大井)、地方競馬通算3,000勝を達成した村上忍騎手(岩手)の2名が受賞。

※“殊勲調教師賞、殊勲騎手賞”は該当者なし。

 
 なお、NARグランプリでは2018地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップで優勝した桑村真明騎手(北海道)、2018ヤングジョッキーズシリーズで優勝した櫻井光輔騎手(川崎)に対し、記念品授与式を併せて行います。

※NARグランプリについてはこちらを併せてご覧ください。