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2019/02/21

【教養センター便り】NAR99期生 VS JRA競馬学校第37期生 親善障害対抗戦

2月14日、僕たち99期は、JRA競馬学校第37期騎手課程生の皆さんと親善の障害対抗戦を行いました。

先月は僕たちがJRA競馬学校にお邪魔して対抗戦を行い、今回はJRA37期生の皆さんが教養センターに来所しての対抗戦となりました。

この対抗戦に向けて、一緒に頑張ってきたパートナーの訓練馬と共に、正々堂々戦いました。

今回の対抗戦では、候補生を代表して池谷 匠翔(いけたに たくと)が選手宣誓を行いました。

1走目 リワードへヴン号 篠谷 葵(しのや あおい)

今回の走行は*1)3反抗失権で終わってしまいました。反抗された時の扶助やアプローチが悪く、同じ失敗をしてしまいました。今後はその場の状況をすぐ受け入れて冷静になり、感謝の気持ちを忘れずに騎乗します。
*1)3反抗失権・・障害の前で合計3回止まられたり、逃げられたりすると、その後の走行ができなくなるルール。

 

2走目 アルファウィング号 深澤 杏花(ふかざわ きょうか)

今回の対抗戦では、騎乗馬を自分のコントロール下に置くことができず、2番障害でバーを落下させてしまいました。今回も馬に助けてもらいっぱなしでした。馬を助けられる騎乗が出来るよう頑張ります。

 

3走目 ライヨール号 細川 智史(ほそかわ さとし)

今回の対抗戦はペースが遅いまま障害に向かってしまい、馬が飛びにくい状態にしてしまいました。主従関係をはっきりさせ、訓練で馬を手の内に入れるようにします。

 

4走目 ブロンドペタル号 池谷 匠翔(いけたに たくと)

前回は自分のミスで1落下してしまったので、その反省を生かすようにしました。まだまだ反省点はあるので、頑張ります。

 

5走目 エルキュール・ポワロ号 古岡 勇樹(ふるおか ゆうき)

自分のミスで障害を落下させるところがありましたが、訓練で学んだ事を出し切ることが出来たので良かったと思います。今回の対抗戦では、たくさんの事を学ぶことが出来たので、これからに繋げて(つなげて)いけるように頑張っていきます。

 

6走目 ブルーレイ号 田中 洸多(たなか こうた)

今回は課題としていたことがクリアでき、馬とのコンタクトを大切にし、上手く息を合わせて走行することができました。またJRA37期生の騎乗を見て、より一層努力して、馬をコントロールできなければいけないと思いました。JRA37期生の存在を日頃の訓練から意識し、負けないように、競い合えるように、これから頑張っていきます。

 

7走目 フユミチャン号 北島 希望(きたじま のぞみ)

今回は馬に沢山のことを教えてもらいました。ハミの感覚や扶助操作など、フユミチャンのおかげで少しずつ理解することができました。本番では、今までで一番良い走行をすることが出来ました。しかし、*2)ライン取りや馬上での対応力が足りませんでした。これからは良いところは伸ばして、ダメなところは改善していきたいです。
*2)ライン取り・・次の障害への向かい方。

 

8走目 サーロス号 飛田 愛斗(ひだ まなと)

今回は馬に助けてもらいました。この対抗戦を通してまた新たな課題が見つかったので、訓練でしっかり改善していきます。

 

9走目 カツラプリンス号 魚住 謙心(うおずみ けんしん)

前回、上手く(うまく)いかず良い結果を残すことが出来なかったので、強く乗って勝ちに行く攻めの騎乗をしようと思って挑みました。しかし、守りに入った騎乗になってしまったので、もっと自分に自信を持って騎乗できるようにしたいと思います。

 

結果として、今回は惜しくも敗退となりました。
今回の対抗戦を終えて1人1人また新たな課題が見つかりました。今後同じようなミスをしないようにし、より良い騎乗が出来るように、これからの訓練を頑張っていきたいと思います。

今回、教養センターに来てくださったJRA競馬学校第37期騎手課程の皆さん、教官の先生方、本当にありがとうございました!
プロ騎手としてデビューし、競馬場で再会できるよう、99期生一同、頑張ります!!

以上 99期 魚住と飛田でした。

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