地方競馬情報サイト

2019/05/09

【教養センター便り】99期 第2回 集団訓練

私たち99期は、2回目となる集団での訓練を行いました。
皆、今回のために練習してきた成果を発揮しました。

1レース
1枠 魚住 謙心(うおずみ けんしん) ヴェリタスフェスタ号
今回は集団をつくることや、道中のペースコントロールを意識しました。しかし、まだまだ馬を思うようにコントロールすることが出来ず、速やか(すみやか)に集団を作ることが出来なかったり、ペースを抑えて脚(あし)をためるということが出来ませんでした。また、直線では外に大きく膨れて(ふくれて)しまって他馬の邪魔をしてしまったり、自分にとっても無駄な進路を通ってしまいました。今回の訓練で沢山の課題が見つかったので、この課題を克服(こくふく)できるように、これからの訓練を頑張っていきたいと思います。

2枠 古岡 勇樹(ふるおか ゆうき) ケイアイユニコーン号
今回の集団では、道中での姿勢を安定させて乗ることが出来ましたが、思っている進路を走らせることが出来ませんでした。次の訓練では、馬をしっかりコントロールして乗れるようにしていきたいです。

3枠 田中 洸多(たなか こうた) イージスヒラリー号
今回はしっかりと集団を作ること、周りや前の馬との距離を把握(はあく)して、レース展開が出来るようにすることを課題としました。しかし、ペースコントロールと、馬と出来るだけ早く折り合いを付けて、後ろの馬を引き付けて、力をためるということが出来ませんでした。次回は道中をしっかりと大切にし、直線ではじけるような追い込みが出来るようにしていきたいです。
 

4コーナー立ち上がり 先頭:魚住(ヴェリタスフェスタ号)
          2番手:田中(イージスヒラリー号)
          3番手:古岡(ケイアイユニコーン号)
2レース
1枠 北島 希望(きたじま のぞみ) ミドリニフキテ号
馬を手の内に入れることが出来てなくて、自分1人で先に行ってしまって集団をつくれませんでした。手綱の詰め替え(つめかえ)も冷静に出来ず、大きくよれてしまい、他の馬に沢山迷惑をかけてしまいました。まだまだ馬上での対応力が足りないので、普段の訓練で色々試して自分の引き出しを増やしていきたいです。

2枠 篠谷 葵(しのや あおい) スリープレシャス号
集団を作ることとペース配分が課題でしたが、集団を作ることが出来ず、馬を御せ(ぎょせ)なかったです。また馬上でゆとりはありましたが、コースの外側から他の馬の様子をうかがいすぎて、コース取りをロスした競馬となってしまいました。次は今回の課題をクリア出来るように、考えながら訓練に取り組んでいきます。

3枠 深澤 杏花(ふかざわ きょうか) サトノエンデバー号
今回の集団では、前の馬について行くという素早い判断が出来ず、集団から置いて行かれてしまい、今回も後ろからの競馬になってしまいました。馬の脚をためる事が出来ず直線でたれてしまい、トップスピードで追い込めませんでした。今後の訓練で色々な乗り方を研究していきます。

4枠 細川 智史(ほそかわ さとし) ヨザクラオシチ号
今回の集団では自分の判断が中途半端になってしまい、集団を形成することが出来ませんでした。日頃から競馬を見て、集団形成や騎手の位置取りを見て勉強します。
 

4コーナー立ち上がり 先頭:北島(ミドリニフキテ号)
          2番手:篠谷(スリープレシャス号)
 

離れた3番手:深澤(サトノエンデバー号)
   4番手:細川(ヨザクラオシチ号)

池谷 匠翔(いけたに たくと):負傷中の為見学
騎乗することはできませんでしたが、見学して得たものを少しでも今後の騎乗に活かせる(いかせる)ようにします。

終わりに・・・
今回の集団訓練で得たものを、次の競走実習で活かすことができるよう今後の訓練に臨みたいと思います。

今回の担当は魚住・深澤でした。

教養センター便り 一覧はこちら