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2019/06/07

【教養センター便り】99期 第2回競走実習

99期は、5月24日に2回目の競走実習(右1,300m)を行いました。

第1レース
 

 
1枠 ノブレジェンド号 池谷 匠翔(いけたに たくと)
怪我をしていたため、今回が僕にとって初めての競走実習でしたが、自分の進路をしっかり守り真っ直ぐ走らせるようにしました。道中では途中まで馬としっかり折り合いをつけることが出来ず、うまく脚を溜めることが出来ていませんでした。小手先だけの騎乗になってしまっていたので、馬上で硬くならず柔軟に、もっと懐(ふところ)を広く使えるようにします。

2枠 テイエムアレグレス号 篠谷 葵(しのや あおい)
今回は、道中で折り合いをつけることができ、自分の思った場所を通過し、直線でもまっすぐ走らせることはできましたが、直線で伸びる脚を溜められず、レースとしては良くなかったです。追い込みもまだまだなので、頑張ります。

3枠 スリープレシャス号 田中 洸多(たなか こうた)
今回は道中での馬との折り合いや、高い姿勢を保つことを課題としました。初めて後ろからのレースとなりましたが、他馬や内ラチとの距離感を踏まえてレース展開を常に考え、その通りに動けて思い通りのレースが出来ました。しかし、最後の追い込みにつなげる進路や展開には、色々とまだ大きな課題が見つかりました。次回は、その課題を少しでもクリア出来るように、日々の訓練で常に意識して乗っていきたいです。

4枠 イージスヒラリー号 細川 智史(ほそかわ さとし)
今回の競走実習では、道中と最後の直線の時の低く追い込む姿勢のメリハリがなく、馬の反応を感じることが出来ませんでした。進路のとり方や、馬群の中のスペース作りなど、分かった事が多かったので、次回までに修正したり、プロのレースを見たりして勉強します。
 
 
第2レース
 

 
1枠 モンデスタン号 深澤 杏花(ふかざわ きょうか)
今回の競走実習では、しっかりレースに参加することが出来ました。ゲートを出てからの自分の判断力が甘く、周りに助けられました。道中は馬と折り合いがつけられていて、高い姿勢も作れました。意識しなくてもその姿勢を作れるようにしていきます。追い込みはまだまだなので、もっと練習します。

2枠 ヨザクラオシチ号 魚住 謙心(うおずみ けんしん)
今回の競走実習では、今までに比べて折り合いをつけて走れるようになりましたが、逆に折り合いがつきすぎて馬が大人しくなり、やる気を引き出すことが出来ませんでした。次回はもっと判断を良くして、馬をやる気にさせられる騎乗を出来るようにしていきたいです。

3枠 デイジーデイズ号 古岡 勇樹(ふるおか ゆうき)
今回の競走実習では、馬と折り合って乗れて、前回に比べると、道中は、高い姿勢で乗れるようになってきましたが、もっと細かいところまで意識して自分の悪いところを直していきたいです。馬の誘導や追い込みでは、沢山の修正点があるので、訓練や日々のトレーニング、またプロの騎手のレースを参考にして技術を上げられるように頑張っていきます。

4枠 サクシード号 北島 希望(きたじま のぞみ)
今回は折り合いがつきすぎてしまい、集団から遅れてしまいました。もっと馬上での判断を早くして、前について行かないといけなかったです。追い込み操作はまだまだダイナミックに追えないので、訓練していきたいです。少しずつですが、形になってきたので、これからはもっと積極的にチャレンジしていきたいです。
 

全員まだまだ課題があるので、技術を上げて競馬場実習に迎えるように頑張ります。

担当は99期 池谷と古岡でした。

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