地方競馬からのお知らせ
2020/01/15
「NARグランプリ2019」表彰馬・表彰者決定!!
~年度代表馬はブルドッグボス~
2019年に優秀な成績をおさめた地方競馬の人馬や、地方競馬の発展に功績のあった人馬等を顕彰する『NARグランプリ2019』の表彰馬、表彰者が下記のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
表彰馬一覧 | 表彰者一覧 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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表 彰 馬 |
“年度代表馬”には、地方馬として2007年フジノウェーブ以来2回目のJBCスプリント(JpnI)制覇を果たしたほか、東京盃(JpnII)2着、ゴールドカップ1着など年間を通して高いレベルで活躍したブルドッグボス(牡7歳、浦和・小久保智厩舎)が選出された。なお、同馬は“4歳以上最優秀牡馬” “最優秀短距離馬”も併せて受賞している。
“2歳最優秀牡馬”は、地方馬として6年ぶり、地元所属馬としては1997年の格付け以降初めて全日本2歳優駿(JpnI)を制し、レーティング108を獲得したヴァケーション(川崎・髙月賢一厩舎)が受賞。
“2歳最優秀牝馬”は国内で唯一の2歳牝馬限定ダートグレード競走であるエーデルワイス賞(JpnIII)を制し、フルールカップと併せ重賞2勝をあげたコーラルツッキー(北海道・田中淳司厩舎)が受賞。
“3歳最優秀牡馬”は9年ぶり史上5頭目のホッカイドウ3冠馬で、長距離遠征の楠賞で強い勝ち方を披露し、年間7戦7勝の成績を残したリンゾウチャネル(北海道・堂山芳則厩舎)が受賞。
“3歳最優秀牝馬”は南関東の牝馬2冠馬で、関東オークス(JpnII)で地方所属馬最先着の3着となり、グランダム・ジャパン3歳シーズンで優勝したトーセンガーネット(浦和・小久保智厩舎)が受賞。
“4歳以上最優秀牝馬”はクイーン賞(JpnIII)を制し、全国交流重賞2勝でグランダム・ジャパン古馬シーズンで優勝したクレイジーアクセル(牝4歳、大井・渡邉和雄厩舎)が受賞。
“ばんえい最優秀馬”は、ばんえい最高峰のばんえい記念を制し、北斗賞も勝利したセンゴクエース(牡7歳、槻舘重人厩舎)が受賞。
“ダートグレード競走特別賞馬”は、帝王賞、東京大賞典で優勝し、JBCクラシックは鼻差2着とGIおよびJpnIで3戦2勝、2着1回と大活躍したJRAのオメガパフューム(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎)が受賞。
※馬の年齢は、すべて2019年時点
※受賞馬の所属について、2019年中に移籍があった場合は、受賞の決め手となった競走出走時の所属にて表彰します。
※“最優秀ターフ馬、特別表彰馬”は該当馬なし。
表 彰 者 |
“最優秀勝利回数調教師賞”は、202勝をあげた打越勇児調教師(高知)が2年連続2回目の受賞、“最優秀賞金収得調教師賞”は7億9千万円を超える賞金を収得した小久保智調教師(浦和)が2年ぶり5回目の受賞、“最優秀勝率調教師賞”は32.4%の勝率を残した川西毅調教師(愛知)が4年連続7回目の受賞となった。
“殊勲調教師賞”は、管理馬のブルドッグボスが地方馬として12年ぶりにJBCスプリント(JpnI)を制し、トーセンガーネットの活躍など、年間で重賞を9勝した小久保智調教師(浦和)と、管理馬のヴァケーションが地方馬として6年ぶり、地元所属馬としては1997年の格付け以降初めて全日本2歳優駿(JpnI)を制し、年間で重賞を4勝した髙月賢一調教師(川崎)の2名が初受賞となった。
“最優秀勝利回数騎手賞”は、360勝をあげた森泰斗騎手(船橋)が3年ぶり3回目の受賞、“最優秀賞金収得騎手賞”は12億円を超える賞金を収得した森泰斗騎手(船橋)が5年連続5回目の受賞、“最優秀勝率騎手賞”は、31.3%の勝率をマークした山口勲騎手(佐賀)が、7年連続7回目の受賞となった。
“殊勲騎手賞”は、JBCスプリント(JpnI)で自身2勝目をあげ、中央所属馬で浦和記念(JpnII)を制すなど重賞11勝を収める活躍を見せた御神本訓史騎手(大井)が初受賞。また、JpnI競走2勝やクイーン賞(JpnIII)制覇をはじめ、10競馬場で重賞勝ちを収めた吉原寛人騎手(金沢)が8年ぶり2回目の受賞となった。
“優秀新人騎手賞”は、デビュー2年目にして、87勝をあげ、ヤングジョッキーズシリーズでも総合優勝を果たした岩本怜騎手(岩手)が受賞。
“優秀女性騎手賞”は、67勝をあげ、存在感を示した木之前葵騎手(愛知)が3年ぶり3回目の受賞。
“ベストフェアプレイ賞”は、360勝をあげ、年間を通じて進路関係の処分を受けなかった森泰斗騎手(船橋)が初受賞。最優秀勝利回数騎手賞と併せての受賞は、殊更高く評価されるところ。
“特別賞”はNARグランプリ最優秀騎手賞を13年連続受賞、特別賞2回受賞等、地方競馬の発展に多大なる功績を残し勇退した石﨑隆之騎手(船橋・引退)、地方競馬通算3,000勝を達成した西川敏弘騎手(高知)の2名が受賞となった。
なお、NARグランプリでは2019地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップで優勝した吉村智洋騎手(兵庫)、2019ヤングジョッキーズシリーズで優勝した岩本怜騎手(岩手)に対し、記念品の授与を併せて実施予定です。
◆NARグランプリ及び各賞の概要についてはこちらをご覧ください。
◆NARグランプリ2019表彰馬の選定経過等については、こちらをご覧ください。
◆表彰式は2月17日(月)に都内で行う予定です。