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2020/05/19

【教養センター便り】101期 集団騎乗

4月24日に101期は集団騎乗(左回り1280m)を行いました。コロナ対策の勤務体制で人員不足もあり、ゲートを使用しての発進は出来ませんでしたが、今回初めて集団を形成してレースと同じような感覚の中で訓練することもあり、緊張した中での訓練となりました。
騎乗後のコメントを紹介していきます。

1レース

☆ゼッケン7番 佐々木 世麗(ささき せれい)&ヴェリタスフェスタ号
走行中は意外と冷静でした。思っていた以上に周りを確認でき、自分から動くことが出来ました。それに馬が反応してくれたことは良かったです。でも、集団形成があまりできず沢山の課題が見つかりました。今回はハナ(先行)を行ったけど次は色々な場合を想定して次回の競走実習に臨みます。

☆ゼッケン2番 菅原 涼太(すがわら りょうた)&テンカイチ号
初めての集団騎乗で位置取りや瞬時の判断力の難しさ、大切さを感じました。もう少し横の馬との関係を大事にしていきたいです。課題の中にあった手前も意識できなかったので、もっと余裕を持ち視野を広くして騎乗していきたいです。今回の訓練で、レースとはどういうものかというイメージが付いたので、次はタイム感覚や脚質などを考えながら実践的な事を意識して競走実習に励みたいと思います。頑張ります!

☆ゼッケン3番 神尾 香澄(かみお かすみ)&モンデスタン号
今回は他の馬との距離感を意識しました。でも、思っている以上にスペースがありました。周りを確認し、落ち着いて騎乗できる技術を身に着けたいです。追い込みは上手く行きませんでした。イメージトレーニングを木馬などで練習し、次に向けて努力していきます。

☆ゼッケン4番 塚本 征吾(つかもと せいご)&シングンスピリット号
初めての集団騎乗で、発進してから50メートルくらいで自分のポジションを決めるのに判断が遅れてしまい、1コーナーを内側に切り込んで進入してしまいました。向上面はタイム感覚が未熟で無駄に控え過ぎてしまい、馬がよれる原因にもなってしまいました。次の競走実習ではタイム感覚、位置取りをテーマにもっとイメージを膨らませて挑みたいと思います。応援よろしくお願いします!!

2レース

☆ゼッケン8番 岡 遼太郎(おか りょうたろう)&タイセイマックス号
準備運動の返し馬でもっと馬にやる気を出させるように行っていれば、ハナをきって集団を作ることが出来ていたと思いました。コーナーで重心が外に振られていたりして体の軸が定まっていないこと、周りを確認した中で縦と横の関係をつめてコースロスを無くすことが大きな課題になりました。次は、集団を作れるようにしていきたいです。

☆ゼッケン6番 長尾 翼玖(ながお たすく)&ペプチドアポロ号
スタートしてすぐ状況判断できず曖昧な騎乗になってしまいました。内の馬が来なかったので先頭で走行することになりましたが、上手く折り合いをつけられず集団を作りにくくしてしまいました。追込み操作はまだ気持ちだけ焦ってしまっているので、落ち着いて追えるようにしたいです。今回の訓練では集団を作ることが出来ず、集団の景色を見ることが出来なかったので、次は集団作れるように普段の訓練で考えながら騎乗したいと思います。

☆ゼッケン2番 木間塚 龍馬(きまつか りょうま)&プリティーワック号
スタートした直後に馬が物見をしてしまい、自分のバランスが崩れて外側に行ってしまったため、大きく距離ロスをしてしまいました。自分だけのレースじゃないのに周りに迷惑をかけてしまいました。もっと馬のことを考えて冷静に乗っていきたいと思います。集団はイメージどおりになりませんでした。次は同じ失敗をしないように木馬等でトレーニングをしてきたいと思います。日々努力して頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

☆ゼッケン5番 大山 龍太郎(おおやま りゅうたろう)&サトノエンデバー号
今回は意識していたこともスタートから状況判断もできず、コーナーでは進路を変えるときに後ろを見ず内側に斜行してしまいました。せっかくの大切な訓練をぶち壊してしまい、考えが足りない人は良い騎乗ができないと改めて分かりました。普段の訓練からもっと考えて研究心を持ち、何回も同じ失敗を繰り返さないように頑張ります。

今回、初めての競走実習で沢山の課題や反省点が見つかりました。その課題を日々の訓練で改善できるように一鞍一鞍を大切にして騎乗していきます。次の競走実習では、より濃い内容を作れるように101期全員で頑張ります!!

今回の担当は菅原でした。

 

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