地方競馬からのお知らせ
2020/06/04
【教養センター便り】101期 第1回 競走実習 右回り1300m
私たち101期生は、5月15日に4頭立てのレースを行いました。
前回はゲートを使用した訓練が行えませんでしたが、今回はゲートを使い実際のレース形式で行うことが出来ました。
それではみんなのコメントを紹介していきます。
第1R
1枠1番 塚本 征吾(つかもと せいご)&テイエムアレグレス号
今回の競走実習では、ゲートの中で無駄に力んでしまい発走で失敗してしまいました。
縦の距離感と横の距離感の感覚がまだ甘く、他の馬にもっと寄せていけたと思います。しかけ所でスピードを上げていく感覚もまだまだなので、競馬場実習に向けてもっと磨きます。
応援よろしくお願いします。
2枠2番 神尾 香澄(かみお かすみ)&ヴェリタスフェスタ号
今回はペース、進路を定めた中でコントロールする事、道中の姿勢や追い込み時の沈み具合等を意識しました。前回の訓練よりは冷静に騎乗する事は出来ましたが、特に追い込み操作に課題を感じました。自主トレーニングはもちろんですが、実践でしか学べないことがたくさんあるので日々の訓練を大切にし、技術を向上させていきます。
3枠3番 菅原 涼太(すがわら りょうた)&ペプチドアポロ号
今回は実際のレースを想定して実践的な事を意識して騎乗しました。駈歩の手前を変えた感覚と道中で息を入れることが出来ました。何よりも直線でハミをかけた時にぐんと伸びる手ごたえを感じられた事が大きな成長だと思います。これからの課題としては、横の馬との関係を掴み、となりの馬にもっと近づけていきたいです。まだまだ距離感覚が掴めていないので、次の競走実習までにこの課題を達成できるように努力します。
笑顔と感謝を忘れず頑張ります。
4枠4番 木間塚 龍馬(きまつか りょうま)&イージスヒラリー号
今回の競走実習では、ゲートで出遅れてしまい3番手で走行することになりました。前回は集団を作ることが出来ませんでしたが、今回は4頭でまとまった集団を作ることが出来ました。追い込みでは腕が硬くなり、十分に追うことが出来ていなかったので、上半身を柔らかく使っていきたいと思います。これからも日々の訓練を大切にして、同じ失敗をしないようにしていきたいです。
第2R
1枠1番 大山 龍太郎(おおやま りゅうたろう)&テンカイチ号
今回の競走実習は、初めての右回りでした。今回は、全体的にラチ沿いすれすれの走行をしてしまい、コーナーでは前の馬と近づきすぎてしまい、危うくぶつかりそうになりました。今回の反省を次に生かせるように頑張ります。
2枠2番 岡 遼太郎(おか りょうたろう)&ヘッドストリーム号
集団を作る意識が強すぎてしまい、向正面では強く抑え過ぎてしまいました。レースでの流れに乗ることが出来なかったことや新しい課題を次は意識して失敗しないようにしていきたいです。
3枠3番 長尾 翼玖(ながお たすく)&プリティーワック号
今回はスタートが良く、2番手で走行することになりましたが、内側の馬に寄せることが出来ず距離ロスしている上、後継馬が走りにくい状況を作ってしまいました。また集団を作ろうとし過ぎてしまいペースも遅くなってしまいました。次の訓練ではペースを作った中で位置取りなどもっともっと色々な手を考えて騎乗したいと思います。
4枠4番 佐々木 世麗(ささき せれい)&タイセイマックス号
今回の競走実習で、自分の課題の1つにある「先頭ではない場合」の訓練が出来ました。発進では内側の手綱が緩くなってしまい、ダッシュが思った以上につきませんでした。向正面は、課題である集団がしっかりとできて良かったと思います。追い込みでは、状況判断が遅く、前の馬の真後ろにつけてしまいついて行くだけになってしまいました。今回の訓練で、最初から最後まで馬群の後ろにいたことで、レースを見ることが出来たのは良い経験になりました。次回は、日々の訓練で状況判断を鍛え、的確な判断が出来るようにします。
今回の訓練では、実際のレースのようにゲートからゴールまで行ったので、今までより考えることも感じることも多かったと思います。次回に向けて一生懸命頑張っていきたいと思います。
今回の担当は101期佐々木世麗でした。