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2020/11/20

【教養センター便り】102期 第2回競走実習

夏の暑さも終わり秋が訪れてきましたね。新型コロナウイルスの影響はまだまだ大きく、気が滅入ってしまうこともあると思いますが、こんな時こそ力を合わせて頑張っていきましょう!!
というわけで本題に入っていきます!
10月28日に行われた競走実習は、前回と回り方が逆の右回り1300mのレースを行いました。内容としては、ゲート発進から4騎で集団を形成し、直線ではハンドライド(※)とステッキを使って追い込むという内容でした。
※ハンドライド…鞭を使わずに腕の曲げ伸ばしによる追込み操作
それでは
1人1人のコメントを紹介していきます。

1枠2番 鷹見 陸(たかみ りく)&ヘッドストリーム
今回の目標はペースを速くしすぎないようにする、色々な想定をしてその場にあった騎乗をする、ゴール版前を1番速いタイムにできるようにすることでした。
良かった点は常に冷静な気持ちで自分の進路などを素早く判断出来たことです。悪かった点は3Cから4Cにかけて内柵から離れて騎乗してしまい、距離ロスしてしまったこと、追い込み時のステッキを打つタイミングとリズムが崩れているところでした。次回は今回の悪かった点を改善し、日々チャレンジとトレーニングを行い、馬が楽にそして最短距離、最速で走れるように少しでも良い騎乗をします。

2枠3番 青海 大樹(おうみ だいき)&ノブレジェンド
今回意識したことは、周りの状況を確認して広い視野で騎乗する事です。良かった点は内側に入る時、後方の確認が出来たことです。上手くいかなかったことは、1,2Cの入りで外側に膨らんでしまったことと、自分のポジションを決めるのが遅くなってしまったことです。次回の訓練では素早く状況を判断し、ロスなくレースができるようにしたいです。

3枠4番 加茂 飛翔(かも つばさ)&モンデスタン 
今回意識したことは、発走後に位置取りを前に取ることと、身体のバランスを崩さずに鞭を使用することでした。
上手くいかなかったことは、発進後に鐙を深く踏み過ぎてしまい、バランスが良くなく、上手くスピードを上げられなかったことと、道中で無駄な脚を使いすぎてしまい、直線で伸ばすことが出来ませんでした。次回の競走実習では最短距離でまわってこられるようにしたいです。

4枠1番 及川 烈(おいかわ れつ)&イージスヒラリー
今回は自分の馬をどこのポジションで走らせれば良いかを考えて騎乗しました。今回良かった点は、直線でステッキを持ち替えて打つことが出来たことでした。改善しないといけない点は、馬の上での重心移動の仕方、判断が遅れたことによって外側に行ってしまい距離をロスしたことでした。本当のレースだと自身の判断によって馬のタイムが変わってくるので、今後の訓練では技術をもっと身につけて適切な判断を取れるようにしたいです。

今回は4人とも上手くいかなかったことの方が多くなってしまいましたが、この失敗を繰り返さないように、普段の訓練から高い意識をもって騎乗したいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。
今回のブログの担当は102期及川でした。

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