地方競馬からのお知らせ
2021/08/17
【教養センター便り】104期 第1回技能審査(障害)
教養センターでの2年間の騎手課程のプログラムのうち、基本馬術を最初の1年間で習得し、馬の動きを総合的に学び安全に騎乗できるスキルを身につけます。その技能の確認をするため技能審査が実施されます。技能審査は、入所後半年間の中で馬場2回、障害2回実施されます。今回104期生は7月15日(木)に第1回技能審査(障害)を受けました。
早速、走行した順番にコメントを紹介していきます。
大畑 慧悟(おおはた けいご)&ホウオウプライド号
今回はいつもより丁寧に乗ることが出来たのでよかったです。ですが、体が前にいきすぎてしまったので、これからの訓練で今回できなかったことを出来るようにしたいです。
加藤 翔馬(かとう しょうま)&カツラプリンス号
乗る予定だった馬が故障してしまい、直前に馬が変わり、前日まで障害を避けられたりしていましたが、本番ではそういったことがなかったので良かったです。しかし、逆手前で障害を飛んだり、良いペースで回ることが出来なかったので、これからの訓練で出来るようにしたいです。
佐々木 志音(ささき しおん)&フィッシュダイブ号
練習ではペースが遅かったりしましたが、本番では良いペースで回ることが出来ました。障害への誘導などが雑になってしまったので、日々の訓練から一つ一つ丁寧に行いたいです。
松本 一心(まつもと いちと)&ダイワバーバリアン号
練習では馬を活発に動かすことが出来なかったけど、本番では馬を活発に動かすことが出来ました。しかし細かいところのミスが多いので、それらを今後の訓練で直せるように頑張ります。
所 蛍(ところ ほたる)&アルベルティ号
今回の技能審査は自分の思う通りに運動が出来ず、改善点をたくさん見つけることができたので、今後の訓練で改善していきたいです。簡単な目標を立てるのではなく、自分に厳しく、高い目標を持って次の技能審査までの訓練に励んでいきたいです。
齋藤 友香(さいとう ともか)&ジャミール号
いつもの訓練と比べて馬を元気に動かすことが出来ました。しかし、障害に対して斜めに入ってしまうなど、雑になってしまうところが多かったので、もっと丁寧に馬を動かせるよう、これからの訓練を頑張りたいです。
木澤 奨(きざわ しょう)&アルファウィング号
審査直前の訓練で障害を避けられてしまい心配でしたが、本番では最後まで回れて良かったです。細かいところが雑になってしまったので、これからの訓練で気を付けて、次はもっと良い点数を取れるように頑張ります。
合林 海斗(ごうばやし かいと)&ライヨール号
練習中に馬のペースが遅くなってしまっていましたが、本番では良いペースで回れたので良かったと思います。しかし、鐙をしっかり踏めていなかったので、今後の訓練で直していきます。
阿部 基嗣(あべ もとつぐ)&リワードヘヴン号
前日までの訓練では、2番~3番障害、4番~5番障害で曲がりきれなかったところがあったのですが、本番ではきっちりと曲がりきり飛べて良かったです。ですが、まだ多くの課題があるので、次につなげられるように頑張っていきたいです。
山本屋 太三(やまもとや たいぞう)&タネマフタ号
今回の良かった点の1つ目は、飛越後に右へささってしまう癖のある馬で、訓練では苦戦していましたが、本番では上手く抑えられたところです。2つ目は、良い姿勢を心掛けることができたことです。逆に失敗した点は、走行中に馬を落ち着かせようとして、ずっと声を出しすぎてしまったところです。次の技能審査に活かしていきたいです。
宮内 勇樹(みやうち ゆうき)&ルークプラネット号
目標としていた点数を超えることは出来ましたが、満足のいく走行ではありませんでした。もっと良い点を取れる可能性があっただけに、悔しさもありますが、この悔しさをバネにして次回も頑張りたいです。
岩切 景優(いわきり けいゆう)&イノセント号
訓練の練習通りに走行出来たので良かったです。障害に向かう前の道中で止まられてしまったので、そこだけ悔いが残りました。もっと拳を柔らかく使えるようにしたいです。課題もいくつか見つかったので、今後の訓練で改善していきたいです。
阿岸 潤一朗(あぎし じゅんいちろう)&カツラプリンス号
今回は馬にかなり助けられてのコース走行になりました。課題も山ほど見つかったので、次の技能審査ではもっと強気に乗りたいです。一日一日の訓練を大切に、第2回目の馬場の技能審査は頑張ります。
訓練では馬に障害を避けられ、落馬をすることもありましたが、本番では104期全員が大きなミスをすることがなく、無事に全員が合格しました!
次の第2回技能審査(馬場)8/20実施予定でも全員が合格できるように頑張ります!
今回の担当は、松本と加藤でした。