地方競馬からのお知らせ
2022/06/27
【教養センター便り】104期 第3回競走実習
僕たち104期生は、6月7日に3回目となる競走実習を行いました。
今回は、初めて実際に検量あり(※)で6頭立ての競走実習でした。より実戦のレースに近い形式で行い、今までとは違う緊張感がありました!
※競走前に騎手は、発走前に負担重量が正しく騎乗できるかの検量を受けなければならない。検量では、鞍、装具と騎手の重量を総計し計量する。この検量にて負担重量をオーバーすると失格となり、騎手変更となる。
それでは、1レース目からそれぞれのコメントを紹介していきます。
第1レース
1枠1番 岩切 景優(いわきり けいゆう)&トーホウビースト号
2枠2番 阿岸 潤一朗(あぎし じゅんいちろう)&ハーレック号
3枠3番 松本 一心(まつもと いちと)&ミリオンウェイズ号
4枠4番 阿部 基嗣(あべ もとつぐ)&プリティーワック号
5枠5番 山本屋 太三(やまもとや たいぞう)&シャンハイグランデ号
6枠6番 所 蛍(ところ ほたる)&サトノエンデバー号
1枠1番 岩切 景優(いわきり けいゆう)&トーホウビースト号
ゲートの中で馬を落ち着かせられず、対応があいまいになってしまいました。また、向正面の進路取りで不必要に外に出してしまいました。常に最短距離を走らせることを意識していきます。
2枠2番 阿岸 潤一朗(あぎし じゅんいちろう)&ハーレック号
今回はゲートでジャンプ発走となってしまい大きく出遅れ、レースに参加することができませんでした。次はもっと工夫して事故にならないよう気を付けていきます。
3枠3番 松本 一心(まつもと いちと)&ミリオンウェイズ号
今回の競走実習では、前回課題としていた1C目でのポジション取りをうまくこなすことができました。ただ、ホームストレッチでの追い込みは気持ちが先走ってしまい、馬とのリズムがちぐはぐになってしまいました。次回はその点を修正していきます。
4枠4番 阿部 基嗣(あべ もとつぐ)&プリティーワック号
今回の競走実習では前回の課題だったポジション取りと最短距離で回ってくることができたので良かったです。追い込み姿勢、道中の判断などをさらに磨いていきたいです。
5枠5番 山本屋 太三(やまもとや たいぞう)&シャンハイグランデ号
今回の競走実習では前回からの課題であった外を回しての距離ロスを修正できませんでした。内ラチとの距離感、他馬との馬幅間隔を日々の訓練を通じてさらに磨いていきたいです。
6枠6番 所 蛍(ところ ほたる)&サトノエンデバー号
今回の競走実習ではゲートをうまく出すことができず出遅れてしまいました。今後はゲートをうまく出れるように訓練に励んでいきたいです。
続いて第2レースです!
1枠1番 合林 海斗(ごうばやし かいと)&デジデーリョ号
2枠2番 大畑 慧悟(おおはた けいご)&スカーレットデビル号
3枠3番 加藤 翔馬(かとう しょうま)&インテンスハート号
4枠4番 佐々木 志音(ささき しおん)&イダテンノウタ号
5枠5番 宮内 勇樹(みやうち ゆうき)&イデアクオーレ号
6枠6番 木澤 奬(きざわ しょう)&キクノラニ号
1枠1番 合林 海斗(ごうばやし かいと)&デジデーリョ号
今回の競走実習ではゲートでハミを当てて、出遅れてしまいました。走行中は不必要に馬を外に出してしまい距離ロスが大きくなってしまいました。可能な限り内側を走行し経済的なコース取りを意識していきたいです。直線では手綱を落としてしまいました。持ち直した際手綱の保持が甘くなり、外に張っていってしまったので以後このようなことが起こらないよう気を付けます。
2枠2番 大畑 慧悟(おおはた けいご)&スカーレットデビル号
今回は進路選定が甘く、ロスのあるレースとなってしまいました。今後はもっとシビアに、考えながら乗れるようにしたいです。
3枠3番 加藤 翔馬(かとう しょうま)&インテンスハート号
今回の競走実習では最初の判断が遅く、そこから連鎖して失敗が続いてしまいました。今後は視野を広く、もっと判断を早く正確にできるよう考えていきます。
4枠4番 佐々木 志音(ささき しおん)&イダテンノウタ号
今回の競走実習では、距離をロスしないよう内ラチとの距離間を意識しながら騎乗することができました。しかし、道中で自分が焦ってしまい息を入れることができませんでした。今後は落ち着いて騎乗し、また追い込み姿勢では膝に乗ってしまっていたのでさらに下半身の強化に取り組んでいきたいです。
5枠5番 宮内 勇樹(みやうち ゆうき)&イデアクオーレ号
スタートは比較的うまく決めることができ想定していたポジションでのレース運びができました。少し力の差がある中で、道中も頑張ってついていってくれ、最後まで全力で走ってくれた馬に感謝したいです。
6枠6番 木澤 奬(きざわ しょう)&キクノラニ号
今回の競走実習では、一つのミスが大きく響き、馬への負担も大きくなってしまいました。集団も形成しきれず中途半端なレースとなってしまったので、今後は一つ一つの判断を素早く余裕をもって騎乗できるよう訓練に取り組んでいきたいです。
今回の担当は104期木澤と山本屋でした。