NARグランプリ2002開催
2002年の地方競馬で活躍した馬及び厩舎関係者を表彰する「NARグランプリ2002」が、2月6日午後5時30分から、東京・目黒の目黒雅叙園において、ファン・関係者約600人の出席のもと行なわれた。
NARグランプリ創設以来13年連続して最優秀騎手賞に輝いた石崎隆之騎手(船橋)。今年は長男の石崎駿騎手(船橋)も優秀新人騎手賞に選出され、嬉しい親子ダブル受賞となったほか、最優秀牝馬を受賞したネームヴァリューなど有力馬を数多く手掛けた川島正行調教師(船橋)が最優秀調教師賞を受賞。更に昨年1月デビューながら51勝を挙げ、優秀女性騎手賞を受賞した佐藤希世子騎手(ばんえい)など、例年にもまして豪華な顔ぶれが会場を賑わした。
なかでも、アブクマポーロ以来2頭目となる2年連続で年度代表馬に選ばれたトーホウエンペラーの関係者は、北海道へ種牡馬として旅立った同馬の受賞をたたえ、これまでの競走生活を労った。
また、JRAからはNARグランプリ特別表彰馬と、ダート競走格付け委員会の最優秀馬をあわせて獲得したゴールドアリュールの武豊騎手ら同馬の関係者も出席し、表彰された。
会場全体が祝福ムードに包まれるなか、受賞者たちは今年の更なる躍進を誓い合い、祝賀会は最高潮のまま閉会した。
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