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地方競馬全国協会令和3事業年度決算等に関する公告

令和4年8月9日

東京都港区麻布台2丁目2番1号
地方競馬全国協会
理事長 斉 藤  弘

1.令和3事業年度の貸借対照表及び損益計算書の要旨

貸借対照表の要旨 (令和4年3月31日現在)

(単位:百万円)

資産の部
科目 金額
流動資産 25,533
現金・預金 22,829
その他 2,704
固定資産 8,983
有形固定資産 3,015
無形固定資産 4
投資その他の資産 5,964
合計 34,516
負債及び純資産の部
科目 金額
流動負債 4,405
固定負債 1,249
利益剰余金 28,862
積立金 21,911
当期利益金 6,951
合計 34,516
  • 有形固定資産の減価償却方法は、定額法による。
  • 有形固定資産の減価償却累計額は、3,746百万円である。
損益計算書の要旨 (自:令和3年4月1日 至:令和4年3月31日)

(単位:百万円)

損失の部
科目 金額
経常費用 10,379
畜産振興補助事業費 1,546
馬産地再活性化事業費 10
国庫補助金返還金支出 33
競馬業務費 1,026
競走馬生産振興事業費 2,707
競馬活性化事業費 3,015
管理費 2,042
特別損失 47
利益金 6,951
合計 17,377
利益の部
科目 金額
経常収益 17,120
交付金等収入 15,675
その他の収入 1,326
事業外収益 119
特別利益 257
合計 17,377

2.主たる事務所等の所在地、ディスクロージャー担当部署及びその電話番号

(1) 主たる事務所の所在地 東京都港区麻布台2丁目2番1号
(2) 附属機関 地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市接骨木443)
(3) ディスクロージャー担当部署 総務部総務課
(4) 電話番号 03-3583-6847

3.資本金

該当なし

4.借入金、財政投融資資金及び国庫補助金等による資金調達状況

該当なし

5.組織の概要

(1) 役員定数:理事長1人、副理事長1人、理事5人以内、監事2人以内
(2) 役員の氏名、役職及び任期(令和3事業年度末現在)

役職 任期 最終官職
斉藤  弘 理事長 令和4年3月1日 ~ 令和4年7月31日
川合 靖洋 副理事長 令和2年 8月 1日~ 令和5年7月31日 農林水産省大臣官房付(役員出向)
楯岡 信一 理事 令和2年 8月11日~ 令和4年8月10日
秋元 稔弥 理事 令和2年11月 1日~ 令和4年10月31日
西川  仁 監事 令和4年1月1日 ~ 令和4年7月31日 地方公共団体情報システム機構管理部担当部長(役員出向)
相川 貴志 監事(非常勤) 令和2年11月1日~ 令和4年10月31日

(3) 令和3年度末職員定数:128人

6.令和3事業年度の事業計画の概要

(1) 競馬の公正確保の徹底 「全国公正確保対策推進会議」において情報共有の推進と公正確保の取組に関する検証を行い、公正確保の徹底を図る。 (2) 馬主及び馬の登録並びに調教師及び騎手の免許 馬主及び馬の登録並びに調教師、調教師補佐及び騎手の免許を厳正に行う。 (3) 調教師、騎手の養成及び訓練 調教師、騎手の養成及び訓練については、それぞれの課程を設け実施する。また、研修講座等の実施により再教育の充実を図る。 (4) 専門職員の派遣及び競馬実務担当者の研修 地方競馬の開催に際し、裁決その他の競馬の実施事務を行う専門職員を競馬場に派遣し、地方競馬の公正かつ円滑な実施を図るとともに、レース運営の改善に協力する。また、地方競馬主催者等の競馬実務担当者の研修を計画的に実施する。 (5) 地方競馬の活性化の推進 主催者が競馬活性化計画に基づいて行う事業に対して補助するとともに、競馬の魅力を向上させるための強い馬づくりへの取組みや競走番組の充実を図る。 (6) 畜産振興事業に対する補助 国及び地方公共団体の畜産振興に関する方針に即して、馬の改良増殖その他畜産の振興に資する事業に対して、適切かつ効率的な補助を行う。 (7) 競走馬生産振興事業に対する補助 地方競馬をめぐる情勢の変化に対応して行う競走馬の生産振興に資する事業に対し、適切かつ効率的な補助を行う。

7.令和3事業年度の事業報告の概要

(1) 競馬の公正確保徹底 「全国公正確保対策推進会議」において、具体的事案の状況、発生原因及び再発防止策等について情報を共有し、不祥事案発生防止の徹底を図った。

(2) 馬主及び馬の登録並びに調教師、調教師補佐及び騎手の免許

種別 登録等の数 取消の数 3年度末数
馬主の登録 413件 242件 5,060件
馬の登録 5,788頭 5,201頭 13,773頭
調教師の免許 427人 12人 423人
調教師補佐の免許 52人 0人 52人
騎手の免許 279人 7人 278人

(3) 調教師、騎手の養成及び訓練 養成については、調教師課程11人、騎手課程12人が修了した。また、調教師、騎手の訓練を、計23回53人について実施した。 (4) 専門職員の派遣及び競馬実務担当者の研修 地方競馬の開催に際し、裁決その他の競馬の実施事務を行う専門職員延べ5,038人を派遣した。また、競馬実務担当者の研修を計10回延べ68人について実施した。 (5) 地方競馬の活性化の推進 競馬活性化事業をはじめとする関連事業の実施により主催者の取組みを支援するとともに、地方競馬の魅力を向上させる強い馬づくりや、自立と持続的発展に向け、主催者及びJRAとの連携協調をさらに進めた。 (6) 畜産振興事業に対する補助 交付金の活用による地方競馬の社会的責務を果たすため、国及び地方公共団体の畜産振興に関する方針に即した、馬の改良増殖その他畜産の振興に資する事業に対し、適切かつ効率的な補助を行った。 (7) 競走馬生産振興事業に対する補助 軽種馬資源を安定的に確保し、競馬施行の円滑な推進に資するため、競走馬生産地の生産振興・流通対策等に係る事業に対し、適切かつ効率的な補助を行った。

8.子会社及び関連公益法人(令和3事業年度末現在)

(1) 子会社 (株)日本レーシングサービス  出資額 10,000万円 出資比率91% (2) 関連公益法人 (一財)地方競馬共済会 出捐額 900万円
(公財)畜産近代化リース協会 出捐額 2,000万円