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騎手になるには?

地方競馬全国協会が実施する騎手免許試験に合格する必要があります。
騎手免許試験では筆記試験のほか、競走に必要な技術を問うための実技試験も課されます。
地方競馬全国協会では、地方競馬教養センターにおいて騎手の育成を行っています。

地方競馬教養センターの騎手課程

2年の養成機関、寮で生活しながら基本馬術から段階的に学ぶため、乗馬経験が全くなくても入所できます
また、騎乗技術だけでなく競馬に関する法規や知識なども学びます。
現在、地方競馬で活躍している騎手のほとんどがこの騎手課程を修了しています。

卒業生の声

高知競馬所属 宮川 実 騎手
〔Profile〕
生年月日 1982年2月10日
所属厩舎 打越 勇児(高知)
初騎乗  1999年10月2日
NARグランプリ2021 最優秀勝率騎手賞受賞

Q.センターで学んだことで役に立っていることは?

A.競馬の基本を教えてくれたことです。センターに入所し、基本馬術から競走訓練、総合訓練と段階を踏んで競馬のイロハを教えてくれました。また、楽しくもあり厳しくもある世界について、先生方から教わることができました。

Q.騎手という職業の良いところは?

A.騎手はレースで馬と一緒にゴール板を駆け抜けることができる唯一の職業です。そのような他にはない貴重な経験ができるところが魅力的な点だと思います。危険も伴いますが、先頭でゴール板を駆け抜けたときの達成感は、他には代えられないものだと思います。

Q.騎手を目指す人へ伝えたいことは?

A.基本馬術を磨くことを怠らず、日々努力してほしいと思います。基本を甘く見ると重大な事故につながるだけでなく、調教師の先生方からの信頼も失いかねません。基本を怠らず、技術を磨くことで騎乗機会が増えることにつながり、より多くの勝利をつかむことになると思います。辛い事もあるかもしれませんが、がんばってください。